

2007年、世界ラテ・アート選手権。見事チャンピオンに輝いたシドニー出身のジャック・ハナ氏はその美しいアートや繊細な技術はもちろん、自らがブレンドと焙煎を手掛けたこだわりのビーンズにも絶賛を受けた。コーヒー界で一躍脚光を浴びたコーヒー豆、〝ジャック・アンド・ザ・ビーン〟。その豆を取り扱うカフェの第1号店となったのが、シドニーノースのチャッツウッドで展開するinthecafeだ。ハナ氏とは昔からの仲だという、オーナーのロッキーさん。オープン当時は「エスプレッソバー」と看板を掲げようと思ったほど、コーヒーの味にこだわりは無論、自信もある。職人が作るオーガニック・サワードウを使用した16種類のパニーニをはじめ、オープンバーガーやタパス類など、バラエティ豊かなメニューがずらりと並ぶが、お勧めはスイート&セイボリーに分けられたオールデーブレックファースト。中でも当店のシグネチャーであるオーガニック・パンケーキやトマトとイタリアンソーセージをふんだんに使ったイタリアのトラディショナル・ブレックファーストは、リピーターからの注文が実に多いディッシュ。赤と茶色を基調にしたシックな店内は、こぢんまりとしながらも、落ち着きがある空間を演出。本や新聞を片手にカフェタイムをひとり楽しむ姿が多く見られることからも、ここが人々にとって安らぎと寛ぎに包まれた憩いの場であることを感じられる。

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