
ありがとうございます。僕らの所属レーベルであるP-VINEレコーズで働いているスタッフがオーストラリアの帰国子女で、今でもオーストラリアにはよく行くみたいなんですよね。それでオーストラリアのプロモーターに僕らを紹介してくれたんです。僕らのサウンドを認めてくれていたし、僕らも海外でやってみたいという気持ちがあったので、喜んでオファーを受けました。
皆、楽しみにしてますよ。海外初の人間もいますし、テンション上がってきてます(笑)。シドニー・フェスティバルなど有名な大型フェスにも出演できるのでワクワクしてますね。それと各地でアンプ・フィドラーとか、アル・グリーンと同じステージに立てるというのもすごい楽しみですね。アル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」とかを生で聴いたら、感動して涙流しちゃうかもしれないですね。
タスマニアは楽しみですね。日本にいたら想像できないくらい自然に溢れているというし。あとはエアーズロック! 近くまで行ってみたいですね。あとやっぱりオペラハウスも見たいです。初めての土地なのでどこも楽しみですね。
高校の時にトランペットのTemjin、ギターのBobsan、ドラムのTiger がハードロックバンドを組んで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの影響からファンクを聴くようになって、段々と今のスタイルになってきました。そしてサックスのCarlos、ベースのGinger、オルガンのMzoと順に加入しました。バンド自体は2003年からやっていますが、今のメンバーが全員揃ったのは2007年ごろですね。
もともとはそれぞれロックやメタルをやっていたり、スカをやっていたりとルーツとなっているものは違いますね。ただ、ファンクやソウルなどのブラック・ミュージックは皆が共通してかっこいいと思っているものです。それが、僕らが一緒にやっている理由だと思います。 影響として特に大きいのは、ジェームズ・ブラウンとミーターズですかね。僕らのバンドスタイルはこの大先輩たちによって確立してきたようなものですから。
ゴミは燃えると焦げて黒くなりますよね。つまり、やればやるほどブラック・ミュージックに近づいて行くという意味が含まれています。それから粗大ゴミって扱いに困りますよね? それだけ手に負えない、やっかいな奴らだと自負しています(笑) 。
ボーカルがいないのはバンドとして強みでもあり、弱みでもありますよね。英語圏では確かに他国の言葉で歌うバンドよりやりやすいと思います。インスト・バンドの強みを生かして、今後も色んなところに行って演奏したいですね。メンバー全員、英語はからっきしなのでMCは大変でしょうけど(笑)。
持っていますね。先日までセカンドアルバムのレコーディングをしていたんですが、最近は慣れてきましたけど、やっぱり息が詰まるというか。改めて、「僕らはライブバンドだ!」と再認識しました(笑)。CDもいいですが、ぜひライブを見てほしいという気持ちがあります。
ライブ中に人目をはばからず踊っているのを見ると、こっちとしても楽しい時間を与えられたらいいなと感じますね。僕らのライブを見たからといって、「ファンクを聴け」なんて押しつけがましいことはしたくないですし、自分が感じたままに楽しんでほしいと思います。
自分たちの手で作りたいという思いがあって、セルフ・プロデュースにしたんですが、うちのメンバーにはレコーディング機材に詳しい人間はいないんで、一発録りでいくことに決めたんです。できることだけを収録した分、自分たちの自然な姿が出せたと思います。
UKでファンクやソウルを扱う名レーベル、Jazzmanからのリリースということで、日本国内でも注目してもらってますね。僕たちはライブハウスのほか、クラブでもプレイするんですけど、DJの方々の間でも話題になっているみたいです。
けっこう海外でもリリースできるもんなんだな、と我ながらちょっと感心しています(笑)。所属レコード会社や仲の良いバンドなど、すべて周りの助けがあってできたことなので本当にありがたく思っています。オージーはぶっ飛んでると聞くので、僕らの音楽との相性はいいんじゃないでしょうか(笑)。
フジロックは出演者としても、オーディエンスとしても初の参加だったので、とても感慨深いものがありましたね。というのは僕たち以前、フジロックの新人バンド向けステージの出場者募集に応募していたことがあったんですけど、全然通らなかったことがあって。それで意地になって、「出演者としてお呼びがかかるまでは絶対行かない!」って決めていたんですよね(笑)。いざその場に行ってみると、何かこう神々しいオーラがありました。大勢のお客さんの前で演奏できたし、すごくいい経験になりましたね。
内容的に以前よりもバラエティに富んだものになって、ファーストを超える素晴らしいアルバムが出来上がったと思います。今回はいいエンジニアとの出会いもあって音作りで新しい試みをしたんですけど、それがまたアルバム全体のキーにもなっています。 ただ今回も一発録りだし、自分たちの等身大の姿は崩していません。『UHURU PEAK』というタイトルなんですが、その名前の通りに〝キリマンジャロの頂上〟を感じてほしいです。
各地のイベントに唯一の日本のバンドとして参加するので、日本代表という気持ちでオージーたちを踊り狂わせてみせます。オーストラリアに大地震を起こしてやりますよ!(笑)。日本でやっているライブと同じことをやれば、間違いなくオージーにも伝わると信じています。
オーストラリアに住んでいる日本の方々は、おそらく僕らの存在はほとんどご存じないかと思いますが、ぜひ一度ライブに遊びに来てみてください。絶対に後悔させない自信があります。オーストラリアで会いましょう! ライブ会場で待ってます!


CHEERS 2010年01月号掲載